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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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「亀裂」6/7(火) 今日のとと姉ちゃん 第56話(第十週)

寺で待っていても一向に2人が来ない。
30分遅れようやく鞠子が来るが、美子はまだ来なかった。
雨脚はどんどん激しくなり、寒さに三人とも凍える。
「でもここで待ってなきゃ、すれ違いになってしまったらよっちゃん可哀想だもの」


ようやく縫い終わり礼を言われる美子。急いで青柳を出る。

「はーあ、今年の売り上げはひどいもんだね」
「お弁当の注文も半分でしたものねえ・・・」
「弁当屋が米が足りなくなっちゃ、話になんねえよな。」
「まあ、仕方ない!今は我慢。我慢だよ!」

「それに比べて、常子たちは・・・聞いちゃいたけど、タイピストってのは実入りがいいんだなぁ」
「下手するとうちより稼いでるんじゃねえのかい。」
「今頃美味しいもの食べて・・・ごく」
「・・・。( ゚д゚)ハッ! こら!さもしいこと考えるんじゃないッ」

そこに常子達が帰ってくる。

「よっちゃん、帰ってませんか!?待ち合わせ場所にずっと来なくて・・・もしかして、こっちに来てるのかって」
「お勉強会って言っていたのに、その友達のうちにもいないし。そもそも、今日はお勉強会なんてしてないって・・・」
「わたし、探してきます!」
「ええ?そりゃ大変だ。俺たちも探そうぜ」

探し始めた矢先、帰ってきた美子と会う。

「お寺にいったら、いなくて・・・」
「・・・よっちゃん?どこにいってたの。しかも今日、お勉強会はしてなかったんでしょ?」
「・・・おばあさんのところで縫物を頼まれて。
すごく喜んでくれたのよ?早く抜けようとしたんだけど、御駄賃もらってるんだから丁寧に仕事しなくちゃいけなくて」
「御駄賃って・・・そんなことのために家訓を破ったの?
どうせ、お菓子とかおもちゃとか、くだらないものしか買わないのに!」
「・・・もういい」
「よっちゃん!どうしてそんなことをしたの!家訓を」
「家訓ってそんなに大事!?そんなのある子他にいないよ?うちだけ変だよ!」
「か、家訓はととがすごく大切にしていたの。そしてそれを守るように私はととと約束して」
「それはとと姉でしょ!?私は約束なんてしてないもん!
・・・だいたい私小さかったからととのこともうほとんど覚えてないの。ととがって言われたってちっともピンとこない。
もしととが生きていたって今でも家訓を守っていると思う?あの頃とは状況が全然違うのに」
「家訓を!家訓を破るなんて・・・許しません!!」

「ま、まあ、常子。美子がこうして見つかったんだから、良かったじゃないか」「うちに入ろうぜ、な」


君子にたまらない胸の内を告げる常子。
「美子はずっと思っていたんでしょうか。ととのこと、あんなふうに」
「仕方ないわよ。まだ五歳だったもの」
「許せないんです。家訓まであんな風に言うなんて・・・」

一方、階段で美子と鞠子。
「なんであんなこと・・・。よっちゃんの気持ちも分からなくはないけど、そもそも今回は、ウソをついたのが悪いんでしょ。とと姉が怒るのも無理ないわ。
ちょっと言い過ぎなんじゃない?」
「だってほんとのことなんだもの」


年が明けても溝は埋まらず、口も利かず目も合わさない。

星野にもつい愚痴ってしまう。

「悲しかったです。父が大切にしていたのに、あんな言われ方・・・あ、すみません。こんな話」
「いえいえ。あ、僕を作物だと思ってください。肥料だと思って、愚痴をどんどんいってください」
「・・・ぷっ」


多田と会社で美子とのことを話す。
星野のことも。
「不思議な人なんです。話してると、なんとなく気持ちが軽くなって」
「やっぱり、小橋さんの恋のお相手は日曜の殿方なのね^^」
「ちがいますよ~」

着物を着た女性「あの、おたづねしたいのですが、タイピストのいる部屋はどちらに?」

「あ、あの奥です」

がちゃ
早乙女「なにか御用でしょうか。」
「溝口よしこさんはどなたでしょうか?」「はい」

「この・・・泥棒猫が!私は営業部の諸星の妻です。この女が私の主人を寝取ったのよ!」
掴みかかっての大乱闘になる。騒ぎを聞きつけ課長までやってきた。

「あやしいと思ったのよね~」「あ、他にも○○さんとも仲良くない?」

がちゃ 戻ってきた溝口。
早乙女「課長はなんと?」
「今日付けで退社することになりました。長いことお世話になりました」
「そんな・・・私が課長に抗議してきます!」
早乙女「あなたも首になるつもり?会社は私たちを首にすることなんてなんとも思っていないわ」

つづく



感想!

とうとう美子とバトルになりましたね!
どっちの気持ちも分かるだけに切ないね~。常子はやっぱりととじゃなくて「とと姉」なんだよね。とととの約束をひたすら大事にしているしっかり者だけどあくまで「女の子」なの。
そんなに大人にはなれないよね。
さらに「とととの約束」は常子には、ある意味トラウマ?呪い?のようなもんだもん。
そこを否定しちゃいけないよ。

ただよっちゃんの不満も丁寧に伏線貼っていたんで、この爆発もすごく納得。
このウソだって、今のとと姉にゃいえないよね~。

常子がこうなる前に順風満帆だと思いこまずに、美子の様子に気づきゃ良かったんだけどね。
まあ鈍感設定だからしょうがないね。

今日はまたしても森田屋さんの株があがったよ。
お金が絡むとどうしてもギスギスしてくるもんだよ?それなのに、まだ親身になってくれて、恨み節をこぼさない!
常子!いい加減恩返しはしたのか?ああ??罰あたんぞー!




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