「仕事って何だろう」5/31(火) 今日のとと姉ちゃん 第50話(第九週) 第9週 「常子、初任給をもらう」 2016年05月31日 0 森田屋一同はみんなそろってご飯にしようと帰りの遅い常子を待っていた。しびれを切らしかけた頃にやっと常子が帰ってくる。謝る常子にみんな労いの言葉を掛ける。だが常子は言いにくそうに「実はまだ仕事が残っているの…」と告げる その後、徹夜をして持ち帰った書類整理を進めた常子。あとは清書するのみ!だが翌日タイプを打とうとすると早乙女に止められる。「タイプは貸せません。あのタイプは今日、私が使うんです。多田さんと私で今日中に仕上げなければいけない書類があるの」「え、でも・・・」「あの仕事はあなたが個人的に受けた仕事です。それで本来の業務に支障を出すわけには行きません。」「そうよ。あんな仕事受けたりするのが悪いのよ」「仕事が増えるかもしれないじゃない」「もしこの部の評価が下がったりしたらどうするの!」「で、でもじゃあ、どうすれば・・・」「そんな仕事断ればいいのよ。ね、早乙女さん」「いえ、いったん引き受けた仕事は最後まで責任を持ってやるべきです」タイプは使えない。だが、早乙女の言う通り、途中で投げ出すわけには行かない。常子は手書きで清書することを選ぶ。---一方、ハンカチを再び返しにきた星野。美子から常子の昨夜のことを聞き、心配しながらも美子の手前「大丈夫ですよ、常子さんなら」と話す。---頑張ったかいがあり、何とか時間までにできた常子。急いで営業部へ向かう。だが勢いづいて報告するも、「ああ、じゃあそこに置いておいて」と顔も見ずに言われる。早乙女の言葉がよぎる。他部署の男性から仕事を頼まれたからってそれは私たちが評価されたわけじゃない、それは単に雑用として使われただけなの――「・・・」早乙女のいうことが正しかったのだろうか。自分はどうすればよかったのだろうか。常子は悩むのだった。つづく感想!あけみさん、ごめん。思ったよりずっとちゃんとした人だったね。いじめや新人教育の下手さに関しちゃやっぱダメなんだけど、男性社員に「暇な人はいません」発言は意地悪じゃなくて、自分の陣地を守るための駆け引きだったのか。名前呼びがダメなのも男性社員から「あけみちゃん」って言われてたんだろうなー。同量じゃなくてお手伝いとして。あさの「女性の柔らかい力」を発揮したくても、男性的に攻撃的にならなくっちゃ仕事をすることが出来ない。少し前の会社なんてどこでもこうでしたよね・・・。やっぱり正吉さんみたく、トップの頭が柔らかくならん限り大会社じゃ改革は難しいのかなぁ。でも現実、女性には結婚・出産があって、今の世ですらそこで仕事を辞める人も多い。泣く泣く辞める人もいるし、それを望んでいる人だっている。上としては、本気で鍛え上げようってなかなかなれないっていうのも、分かるんだよなぁ。あー、世の中って難しいなあ。 PR