「仕事の誇り」6/1(水) 今日のとと姉ちゃん 第51話(第九週) 第9週 「常子、初任給をもらう」 2016年06月01日 0 仕事のことで思い悩む常子。そんな折、清と出くわす。当然またあの自慢が始まるだろうと覚悟していると、なんと「じゃあ、またね」とあっさり向こうへ行ってしまったのだ。隈井「ああ、若旦那ですか?今すごく仕事がのってるんですよ。この前も大口を二件契約しちまって。女将さんも全幅の信頼を置いているって感じでさぁ」「全幅の信頼・・・」 森田家に帰ると皆が心配して出迎える。そして仕事が無事に済んだと知ると「じゃあ、さぞ認められただろう」と自分のことのように喜んでくれた。気まずさを感じてそれに合わせる常子。---またお手伝いに戻った常子。嫌味を言われるばかりでやる事も大してない。するとまた男性社員が応援を頼みにやってきた。「ああ、君、たしかこの前頼まれたんだろう。また頼むよ」「え、ええっと・・・」女子社員の冷たい視線。「ん??アイツのは出来て、俺の仕事は手伝えないっていうのか!?」「いえ・・・やります」また大量の書類整理に清書。仕事を家に持ち帰り遅くまで頑張る姿に君子も鞠子も心配するのだった。---早乙女「山岸課長!小橋さんをやめさせてください。彼女は部の規律を乱す行動ばかりして目に余ります。このままでは私たちが築き上げてきた誇りにも傷がつきます」「ふっ、誇りねえ・・・」「・・・。このままいくと部の評価は下がり、引いては課長の評価も下がることになります!」「まあまあ、その辺のことはキミに任せるからさ。あ、部長~!先日はいいお店を紹介して頂いてありがとうございました♪」「・・・」---出来上がった書類を営業部まで持っていく常子。だがやはり労いの言葉ひとつない。タイプ室に戻ると、早乙女が前で話をしていた。「小橋さん。これを見て下さい。今日付けで追加された部の規律です」そこには、手書きによる清書をしない、個人的に仕事を引き受けてはいけない、と書かれさらに課長の名前と印。明らかに自分が責められていることに呆然としつつ頷く常子。そこに男性社員が入ってきた。早乙女に食って掛かる。「おい、君!なんだこの書類は!どうして指示されたとおりにタイプされていないんだ!」「・・・誤字がありましたし、文法的にも間違っていました。話の内容も整合性がとれていません。このままお客様にお出しするわけにはいけないと思い、こちらで修正させて頂きました」「! 勝手なことをするな!」「それなら、初めから訂正の必要のない書類を出してください。あと、『オイ』とか『君』じゃなく、私たちのことはちゃんと名字で呼んでください。男性社員はきちんと名字で呼ばれ、女子社員のみ呼ばない理由はありません」「もういい!君には二度と頼まん!」バン!部屋を飛び出す。一部始終を見ていた常子。「・・・」---家への帰り道。青柳の方へ足を向けると忙しそうに滝子が男衆に指示を出していた。立ち尽くす常子に滝子が気づく。「どうしたんだい?」「あの、相談したいことがあるんですが・・・いいでしょうか」つづく感想!有働さん、すごく感慨深けでしたね。いつもフラットなイノッチもわざとかもしれないけど、共感は思ったよりなく、やっぱり女と男は違うのかなぁ、なんて考えた今朝。疑問を持ちつつも仕事をしていた自分を否定され落ち込む常子。でも早乙女自身も戦っていることを知り何を思ったんでしょうか。滝子ばっちゃは答えをくれるのかなぁ。結局は長い時間かけて周りを納得させるしかない、と思うんだけど・・・さて。多田さんずいぶん常子寄りですね。お昼とかどうしてるんだろ。こんなに気遣う気持ちがあるならちょっとしたと時に声を掛けてあげればいいのにな。 PR