「祝言の準備」6/16(木) 今日のとと姉ちゃん 第64話(第十一週) 第11週 「常子、失業する」 2016年06月16日 0 「一体、おめえらいつから付き合ってたんだ!」「・・・一年前から」「そんな前から・・・照代も知ってたのか」「私も知ったのは先週ですよ。でも・・・お義母さん、こういう事情があるんです!富江やお腹の子のためにも…高崎行きを認めて下さい」「・・・。一晩考えさせておくれ。わたしゃいろいろあり過ぎて、どうかなっちまいそうだよ」---翌日の朝食の席。君子「マツさんは・・・」照代「一晩で答えを出すのは難しいかもしれません。でも、賛成してくださるまで説得するつもりです」そこにマツが登場する。「ふん、朝食前に問題を片付けちまおうかね」「「「・・・」」」「江戸っ子が今の年になって千葉の空っ風に吹かれるのは辛いよ。・・・でも、子どものためにも富江にいいもん食わせてやらなきゃいけないしね。しょうがない。空っ風にでも何でも耐えてやろうじゃないか」「! お義母さん、じゃあ・・・」「行こう。高崎に!」「おばあちゃん・・・。ありがとうございます」「はは。ほら!お前も、二人の結婚を認めてやりなよ」皆の視線が宗吉に集まる。「・・・・・・。・・・仕方ねえなぁ」「おとうちゃん!」「た、大将~!」にっこりほほ笑む一同。鞠子「あ、じゃあ、祝言やりましょうよ!」「そうねえ、せっかくのお祝い事ですもの」「うーん、でも食材も手に入らないしなぁ」「このご時世だしねえ…お祝い事はちょっと…」「でも、せっかくの記念ですよ?」「私、お手伝いします!」「そうですよ。森田屋さんの引っ越しの門出を祝う意味も込めて」「…。そうだね。森田屋、最後の大仕事だ!お前たち、しっかりやるよ!」「「「はいっ」」」---そして祝言当日。工夫を凝らし、料理を作る。さらに美子が近所から晴着を借りてきて丈を富江用に仕立て直した。着付けを済ませた富江の様子を見に常子がやってくる。「富江さん、きれい・・・」にっこりほほ笑む富江。照代「帯、苦しくない?直すから行ってね?」「・・・。お母ちゃん、・・・ありがとうございました」「なんですか。改まって」「だって、お母ちゃんがいなかったら、私結婚できなかったかもしれないもの。私達が打ち明けた後、何にも心配いらないって言ってくれて。渋る父ちゃんをずっと説得してくれてたでしょ?」「・・・。親が子を守るのは当然のことですよ。私がそうしたように、あなたもお腹の子にしてあげればいいんですよ」照代の言葉に愛しそうにお腹をさする富江。---お祝いモードの中、気乗りしない様子の常子に君子が話しかける。「どうしたの? 仕事のことが気に掛かるの?」「・・・はい。不安なんです。私が女学校を出た時とは状況が違うし、・・・本当に就職できるのかなって・・・」「そんな・・・今は祝言やお引越しのお手伝いをして、お仕事はその後に考えればいいんじゃない?」「・・・」つづく感想!うーん、富江ちゃん若い頃のが好きだったなぁ・・・。なんか今の富江ちゃん、いかにもAKBだなぁって感じで。何だろ?表情?でも照枝さんの一言にはグッときました。自分も母親だからね。受け取りましたよ、大事なセリフ。こんな母になりたいなぁ。 PR