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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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「物も人も金も情も減っていく」6/13(月) 今日のとと姉ちゃん 第61話(第十一週)

「また、おばあさまのところ行くの?よっちゃん、もうすぐ試験でしょ?もうちょっと勉強したら?ねえ、とと姉」
「ん~?・・・いいんじゃない。よっちゃんだって、分かってるわよ。じゃあね、いってきまーす」

「「・・・」」
「とと姉、変わったね。前なら絶対に小言を言ってたもの」「うん」
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「クビ宣告」6/14(火) 今日のとと姉ちゃん 第62話(第十一週)

必死にマフラーを取ろうと縋る常子。
その場に謎の男女の集団がやってきて、常子を助けるが、そのせいで店中を巻き込んでの乱闘騒ぎに発展してしまう。
やがて警察が侵入。
謎の集団は警察に捕まらないよう姿をくらますが、常子はマフラーしか見えていない。警察に取り押さえられてしまう。

署で事情を話すと内容や身なりがしっかりしていたこともあり、すぐに解放された。
ただマフラーが帰ってこなかった常子は、もし見つけたら職場に連絡をくれるよう頼む。

「森田屋にひ孫発覚!」6/15(水) 今日のとと姉ちゃん 第63話(第十一週)

荷物を整理し前へ出る常子。
隣の席の多田の姿はない。

「皆さん、今までありがとうございました。
早乙女さん…あなたに会えなければ今の私はないと思っています…」
「小橋さん。今の世の中、真っ直ぐに生きるのは難しいです…。でも、どうか、負けないで。頑張って」
「…。今の私には、その言葉を受け止められません…」

「祝言の準備」6/16(木) 今日のとと姉ちゃん 第64話(第十一週)

「一体、おめえらいつから付き合ってたんだ!」
「・・・一年前から」
「そんな前から・・・照代も知ってたのか」
「私も知ったのは先週ですよ。でも・・・
お義母さん、こういう事情があるんです!富江やお腹の子のためにも…高崎行きを認めて下さい」
「・・・。一晩考えさせておくれ。わたしゃいろいろあり過ぎて、どうかなっちまいそうだよ」

---
翌日の朝食の席。

君子「マツさんは・・・」
照代「一晩で答えを出すのは難しいかもしれません。でも、賛成してくださるまで説得するつもりです」

そこにマツが登場する。
「ふん、朝食前に問題を片付けちまおうかね」
「「「・・・」」」
「江戸っ子が今の年になって千葉の空っ風に吹かれるのは辛いよ。
・・・でも、子どものためにも富江にいいもん食わせてやらなきゃいけないしね。
しょうがない。空っ風にでも何でも耐えてやろうじゃないか」

「! お義母さん、じゃあ・・・」
「行こう。高崎に!」
「おばあちゃん・・・。ありがとうございます」
「はは。ほら!お前も、二人の結婚を認めてやりなよ」

皆の視線が宗吉に集まる。

「・・・・・・。・・・仕方ねえなぁ」

「おとうちゃん!」「た、大将~!」

にっこりほほ笑む一同。
鞠子「あ、じゃあ、祝言やりましょうよ!」「そうねえ、せっかくのお祝い事ですもの」

「うーん、でも食材も手に入らないしなぁ」
「このご時世だしねえ…お祝い事はちょっと…」

「でも、せっかくの記念ですよ?」「私、お手伝いします!」「そうですよ。森田屋さんの引っ越しの門出を祝う意味も込めて」

「…。そうだね。森田屋、最後の大仕事だ!お前たち、しっかりやるよ!」
「「「はいっ」」」

---

そして祝言当日。工夫を凝らし、料理を作る。さらに美子が近所から晴着を借りてきて丈を富江用に仕立て直した。

着付けを済ませた富江の様子を見に常子がやってくる。

「富江さん、きれい・・・」
にっこりほほ笑む富江。
照代「帯、苦しくない?直すから行ってね?」

「・・・。お母ちゃん、・・・ありがとうございました」
「なんですか。改まって」
「だって、お母ちゃんがいなかったら、私結婚できなかったかもしれないもの。
私達が打ち明けた後、何にも心配いらないって言ってくれて。渋る父ちゃんをずっと説得してくれてたでしょ?」
「・・・。親が子を守るのは当然のことですよ。
私がそうしたように、あなたもお腹の子にしてあげればいいんですよ」

照代の言葉に愛しそうにお腹をさする富江。

---

お祝いモードの中、気乗りしない様子の常子に君子が話しかける。

「どうしたの? 仕事のことが気に掛かるの?」
「・・・はい。
不安なんです。私が女学校を出た時とは状況が違うし、・・・本当に就職できるのかなって・・・」
「そんな・・・今は祝言やお引越しのお手伝いをして、お仕事はその後に考えればいいんじゃない?」
「・・・」

つづく


感想!

うーん、富江ちゃん若い頃のが好きだったなぁ・・・。
なんか今の富江ちゃん、いかにもAKBだなぁって感じで。何だろ?表情?

でも照枝さんの一言にはグッときました。
自分も母親だからね。受け取りましたよ、大事なセリフ。こんな母になりたいなぁ。


「森田屋の門出」6/17(金) 今日のとと姉ちゃん 第65話(第十一週)

祝言の宴が始まった。

両家の両親や深川の人たちを呼んでの宴会だ。
お酒も回り、みんな盛り上がっている。
そんな中、照枝は忙しく台所仕事をこなす。
常子「私が変わります。照代さんは花嫁さんのお母さんなんだから」
「うふふ・・・外で働いている人には分からないかもしれないけど、私みたいな家で働く主婦は寝ている以外は働いていないと落ち着かなくって。あ、嫌味じゃないのよ?」
「・・・。あ、でも私も~・・・落ち着かなくって」
「うふふ。じゃあ、お酒はこぶの、手伝ってもらおうかしら」

---

「おい、新郎!こうしてみんなが祝ってやってんだから、ちったあ、固い話でもしてみちゃあどうだ」
「そうだそうだ」

緊張した顔で立ち上がる長谷川。
「え、えー・・・、それじゃあ、僭越ながら・・・わたくしから一言、お話しさせて頂きます。
ゴホン、や、『柳のような生き方をしたい』と思っています」
「はあ?」「何言ってんだ?」
「長い人生、嵐がくることもあります。そんな時でも柳の気は風を受けながして無事にやり過ごす。そうすれば、いつか必ず青い空が拝める日がやってくる。
あっしぁ、まだまだ半人前ですが、一生懸命家族を守っていきたいと思います!」
常子「・・・」

「へえ、いいこと言いうじゃねえか」「おう、なかなかだ」

嬉しそうに手を取り合う新郎新婦。

---

富江に三姉妹が話しかける。

「ねえ、どうして長谷川さんを好きになったの?」
「うん!気になる!」
「えーっと、…実は鞠ちゃんの制服を着たのがきっかけなの。
あのあと、長谷川さんが照れながら『鞠子さんより富江さんのが似合ってたよ』って言ってくれて。私のことを気にかけてくれる人なんて初めてだったから、それがきっかけで気になっちゃって」
「ふーん・・・。じゃあ、私が制服似合わなかったからこその結婚だった訳?」
「あら?おかんむり?」
あはは。笑いの花が咲く。

---

そして、引っ越し。
こうした日々を過ごすうちに常子の失職の傷もゆっくりだが癒えていっていた。

がらんどうになった家の中にぽつんとマツが座る。傍には常子が。

「・・・こうして何もない家を見ると、本当にここで住んでいたのか、何だか信じられなくなっちまうね・・・。
ずっと、ここで弁当を作り続けれると思ってたのにねぇ。ご飯をたいて、魚を焼いて・・・そんな、そんな、当たり前のことを、ずっとやっていきたかったよ」

言葉が嗚咽に染まる。

いつの間にか宗吉がやってきて、隣に座った。

「すまなかったな」
「・・・」

常子「・・・時々、様子を見に来ます。
お掃除をして、お手入れをして。いつか、森田屋さんが帰ってきても住みやすいように」
「・・・。
ありがたい話だけどね。不要だよ。
あたしらが東京に戻ってくるときは、もっと大きな家に暮らすからね。」

---

とうとうお別れだ。挨拶を交わす。
滝子も駆けつけてきた。
でも締めっぽいやり取りはせず、いつもの憎まれ口の言い合いをし皆に笑顔が戻った。

「いつか、必ず会おう」

そう言い残して森田屋は明るく旅立つのだった。


つづく


感想!


とと姉ちゃんは本当に伏線のはり方というか、助走をけっして焦らずにゆっくりじっくり用意するのがうまいなぁ。
まつさんの「当たり前の生活」は深く常子の心に刺さったことでしょう。

昨日に続き、富江ちゃんにやっぱり違和感が。
気にしてるから気になるのかなぁ。なーんか、話し方が今の子っぽくて。
初期にお気に入りだったのは単に口数が少なかったからなのかしら?

マツさんには泣かされたし、いいシーンだったんだけど、宗吉さんがマツさんの背後にカットインした時は笑えた。お尻!大きすぎない??

いよいよ就職活動か。ぐっさん登場は最終日になったね。