忍者ブログ

今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「カンニング疑惑!?」 4/29(金) 今日のとと姉ちゃん 第23話(第四週)

「こんなまさか…」じいいいっ

「え…」(;・∀・)

「僕、あなたに会ったことありますよね!?」

「え、ええ…」

「やっぱり!僕は今まで会った人は全て覚えているんです。
なのに、あなたはどこかで会ったことは覚えているのに、どこであったか少しも思い出せない!」

「はは…すみません。印象うすくて…」

「謝らないでください!あなたは少しも悪くないんだから。
俯いたりしないで堂々としていてくれればいいんです。あ!そう…このひまわりみたいに!」

「はあ・・・」

そうして滔々とひまわりについて語りだす男。

「くす」

「え?」

「いや、何だかおかしくなって…。ありがとうございます。何だか、気持ちが晴れました」

そう、悪いことを何もしていないなら、堂々と前を向いていればいいのだ。

だがそうしたほほえましいやり取りの背後で、それを見ている人物がいた。

---

「おはようございます!」

明るく教室に入る常子。だが、周りの反応は…

「あの方、昨日男の人と一緒にいたみたいよ」「まあ、ふしだらな」

男女の貞操に厳しいこの時代、常子はさらに悪い噂を立てられるのだった。

そして嫌がらせはテスト中にまで及んだ。

常子が落とした消しゴムを拾う間に、後ろの席の子が常子の机にまるめた紙を投げたのだ。

気づいた常子が紙を広げてみると、そこにはテストの答えが!

「何をしているの!小橋さん!
…まあ、堂々と不正をするなんて!」

「違います!私はそんな紙は知りません…!…誰ですか?この紙を投げたのは?」

「ひどいわ、周りのせいにしようとするの」

「そうよ、自分が不正をしただけなのに」ガヤガヤ

「静かに!勝手に口を開くのではありません!」

「先生、発言してもよろしいでしょうか」静かにそう言ったのは、隣の席のあやだ。

「くだらない言い合いを続けるのは時間がもったいないです。どうでしょう?テストを再試験にするというのは?
…小橋さんも不正をしていないというなら、テストの結果で照明したらいいんじゃなくて?」

そうして試験は後日に持ち越しに。

---

教室で一人、本をよむあや。常子が近寄る。

「あの、さっきはありがとう。お礼、ちゃんと言えてなかったから」

「勘違いなさらないで。別にあなたのために言ったわけではないわ。
それよりこんなことをしている間に勉強でもしたらいかが?」

「…」(この子 やっぱり、苦手かも…)

---

家に帰ると、店の前で一生懸命リヤカーを磨いている君子を発見。

「何をしているんですか?」

「磨いているのよ。まだまだお役に立てないから。何でもとにかく一生懸命にやろうと思って。そうしている内に、だんだん認められたらうれしいから」

「…。私も手伝います」

君子の姿に励まされる常子だった。


---

森田屋の2階を見上げる滝子。

「気になりますか?」

「! 何言ってるんだい。あんなところに住んで、うっとうしいと思ってただけさ」

「またまた、もしそうならあんなことしませんぜ」

「キャー!!」「「!」」店の中から女中の悲鳴が聞こえる。

「いきなり店の中に入ろうとしてきて…やめて下さい!」

「ちがうって、おれぁ…」

滝「ええい!このこそ泥がー!」

「いてててて!人の話を聞いてって」

「きえーーー!」\(゜ロ゜)/

---

庭先で鞠子に付き合ってもらい、歴史の勉強をしている常子。

「へえ、とと姉。がんばるね。歴史苦手なのに」

「うん、いい点数取らなきゃいけないから。…でも、だめだぁ。覚えられない」

どかッ。「キャッ…哲郎おじさん!?」

庭の塀の戸から入ってきたのは哲郎だった。

「全く、ひどい目にあったぜ。塩をぶつけられてさー。
隈井って人に事情を聞いてここを教えてもらったんだ。
それにしても弁当やねえ。どうなんだい?儲かってんの、ここ」

「あ!もしかして、またお金をせびりに…!?」

「違う違う!事業を始めようと思ってさ。成功してるなら話を聞いてみたいじゃねえか」

「ふーん」(-。-)

「言っとくけどなぁ!俺はこれから丸の内の岩田敏夫に会いに行くつもりなんだぜ」

鞠「ええ!岩田さんに?」常「誰?」

「大きな会社の社長さんよ。そんなすごいひと、会ってもらえるんですか?」

「分かんねえけど、やっぱその道で一番になるにはさ、そこで一番になってる人に教えを乞うのが一番だと思うんだ。
ま、じゃあ行ってくらあ。あ、ねえさんにも、よろしくな」

「…」哲郎の言葉に考え込む常子。

「行っちゃった…。?どうしたの、とと姉」

「そうだわ」



---------------------

「お願いします!次の試験まで私に勉強を教えて下さい!」

あやの部屋。常子が彩に頼み込んでいる。

「お断りします。そんなことをして、いったい私に何のメリットが?」

「メリット…ない、です…」

「お帰りになって。どうせ勉強なんていって友達になりたいなんていいだすんでしょう」

「いや、違います違います!
どっちかいうと中田さんのことは苦手だし…。
でも私、どうしても次のテストで1番になりたいんです!それには一番の人に教えてもらわなきゃって。
お願いします。そのかわり試験の後はもう一切話しかけないから」

「…一番?それだけ?」

「?」

「…。
一番ということは、私も抜くつもりなのね」

「え、あ、あれ。そういうことに、なるのかな?」

「くす。わかったわ」

「!」

「あなたしつこそうだし。この先ずっと付きまとってきそうだもの」

「ありがとう!」


つづく
PR