森田まつ(もりた まつ)
演- 秋野暢子(あきの ようこ)
深川の仕出し屋「森田屋」の大女将。
宗吉の母。
浅草で代々続く仕出し屋だったが、震災で家屋が被害を受けたことを機に、同じ下町の深川に転居。
息子の宗吉に代を譲り、現在は店のバックアップ役にまわる。滝子と同じく歯に衣きせぬ性格で、「森田屋」を守ってきた女傑。
君子たち一家を住み込み女中として雇い、厳しくも温かく接する。
・「店にとって落としちゃいけないものは、味と信用」
・80年続く森田屋を誇りに思っている
・「おたまご」と間違えていったことを笑われたせいで滝子と犬猿の仲になった
・情に厚く常子を実の孫のように気にかけている。またひょんなことで知り合った「植物のあんちゃん」にも親切で常子を使いに出しお重を届けたりもした。
・森田屋の看板である甘い甘い卵焼きは譲れない。その思いから一時宗吉と対立した。