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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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「ミシンが取り持つ縁」 5/3(火) 今日のとと姉ちゃん 第26話(第五週)

富「でもいいの?何かあったから青柳の家からでたんでしょう?」

常「…そうなのよね。母のことを考えると気が引けるし…あっ。

清さーん!」

清「常ちゃん!」

コソコソッ。清を囲んで材木の影に隠れる2人。

「お願いします。ミシンを貸して頂けませんか?…おばあさまに内緒で」

「ええッ。いやー、それはちょっと無理だよ~」

「…あ、そういえば森田屋のみんなが言ってたな~。

青柳の若旦那はすごく仕事ができて、今でも一人で切り盛りしていけるんじゃないかって。ねえ?」

富「う、うん」

清「(*´Д`)・・・え~、そうなの~?仕方ないな~♪」

---

君「うん、お漬物美味しい。モグモグ。さすが富江さんが毎日丁寧にかき混ぜているだけありますねえ」

宗「だろお!へへ、富江のやつあ、母ちゃんにこんなちいせえ頃から仕込まれたからな。
奴は根っからの森田屋の娘だよ。女学校に行きたいなんて一言も言いやがらねえ。
なんせ、小学校のチビの頃から『私は森田屋で働くつもりです』なんて言いやがるんだからなお♪」

君「まあ!ご自慢の娘さんですね」(*´▽`*)

宗「そ、そんなことねえよ!///おら、休憩は終わり終わり!」ドカドカ

長「は、はいいっ、すみません!」

「まーだ、何も怒っちゃいねえだろ、ねぼけやがって。おら、富江読んで来い。仕事はじめっぞ」

「へーい
---

清「早く縫っちゃってよ~。おばあさまに知れたらどうなるか」(; ・`д・´)コソコソ

ミシンのある部屋。廊下の様子をしきりに気にする清。
富江は家の外で、材木の影に隠れつつ、出来上がるのを待っていた。

常「あはは、そんなに怖いですか?おばあさまのこと」カタカタカタ、ミシンで縫う常子。

「こわいよ~!自分の筋の通らないこととなると、確実に雷なんだから!こんなこと知れたら絶対に怒られる!」

「たしかに(笑」

「・・・ねえ、常ちゃん達はどうして家を出て行ったんだい?」

「…。
私も具体的には知らないんです。ただ、母とおばあさまが分かり合えなかったということ以外は…」

「そうなんだ…。

実の親子でもそうなんだなぁ。(ボソ」

「え?」

「いやあ(^^)、養子の僕がそうでも全然不思議じゃないんだなぁって―」

滝「何してるんだい!」すぱーん。「「!!」」

清「いいいや、あの、これは…びくびく」

「常子、あんたに聞いているんだよ」

「…はい。ご説明させてください」

---

「富江ー!」

「いたかい?」

「家の中にもいませんでした」

美、鞠「「ただ今帰りました」」

「ああ、あなた達、富江さんを見なかった?」

「いいえ、見てませんけど・・・」

「俺ぁ、ちょっと向こうもさがしてみるわ」(; ・`д・´)

森田屋総出で富江を探す。

美子と鞠子も手つだった。

青柳の方へ歩きながら富江さーんと声を出しているのを、清が見つける。

清「(*´ω`)」にやっ

---

カタカタ。滝子と常子の二人きり。

滝「いい手つきだ」

「母に教わりました」

「君子に?」

「はい、ミシンやお裁縫は自分できちんと出来るようになっておかないといけないと、小さい頃から」

「あの君子が・・・」

ミシンも終わり、仕上げにボタンを丁寧に縫い付ける。気づけばすでに日は傾きかけていた。

「できた!」(*´▽`*)

「…。あの、ごめんなさい。ミシンを勝手に借りてしまって…」

「まったくコソコソするんじゃないよ。あんたは青柳の孫なんだ。堂々と使えばいいんだから。

…君子に気兼ねをしたのかい?」

「…」

「君子は、元気でやってるのかい?」

「!はいっ。すこぶる(笑」

笑い合うふたり。

「なぁ、常子。あんたは何になりたいんだい?」

「え?」

「あんたの年になりゃあ、いろんな人を見てきてるはずだ。
小学校しか出ずに働くもの、女学校で勉強しておとこ顔負けの働きをする子、すぐに結婚して家に入っちまう子。
…あんた、この青柳の後を継ぐ気はないのかい?

常子は、何になりたいんだい」

「え・・・、考えたこと、なかったです。

今の私は、美子と鞠子を嫁にきちんと出してあげて、家族を守っていくこと。それしか、考えられなくて」

「そうかい」微笑む、滝子。

---

「富江さん!ごめんね、遅くなっちゃった」

隠れていた富江が飛び出てきて、制服を握りしめる。

「ありがとう!!」

「へへ…帰ろっか。

あ、でもどうする?制服の出どころ。私が飛んで行ったのを見つけたってことにしとこうか?」

「でも、悪いわ。鞠子さんに、とてもひどいことをしてしまったんだもの」

「いいのいいの。鞠子、制服が変わってクラスの人気者になってたくらいだし。
正直に話したら、宗吉さんにどんな目にあうか・・・」

「いえ、やっぱり、きちんと謝るわ。」

「…わかった」

---

覚悟を決めてふたり、帰ってくると、森田屋の様子がおかしい。

一部屋に一同集まって座り込んでいる。

常「あのー、制服のことなんですけど~…」

宗「富江、お前が制服を盗んだのか?」

「「!」」

「盗んだのか!?」

「…はい」

「!」

君「・・・清さんが言ったそうなの。富江さんが破った制服を縫うためにミシンを貸してあげる僕はすごいって鞠子に自慢して…」

富「ごめんなさい!!」土下座する富江。

宗「こと野郎!!」殴りかかる宗吉。


つづく




感想!

もう清の安定感がたまりません。

しかし今日の話を見るに、清でも1エピくらい入れてもらいるのかな?

そうですよね。養子になった経緯は謎だし。

跡取りのためにしては、滝子は常子にばっか肩入れしてるし。二人の絡みも少ないし。

いったいどこから養子に来たんだろう?

順当に考えれば、滝子筋の親類かな?滝子が跡取りっぽいし。


そして富江さんの勇気に感服しました。

もちろん謝罪は必要なんですが、あれだけの騒ぎになり、さらに暴力を気軽に振るいそうな父がいて、なかなか言えないよね。

小学生で森田屋に入る宣言をしたのも、自分の立場やまわりの気持ちを考えてのことなんでしょう。

大人しいだけじゃなく、芯のしっかりしたおなごじゃ!
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