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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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「富江さんとの一日デート」 5/4(水) 今日のとと姉ちゃん 第27話(第五週)

宗「ばかやろー!!
…。
すまなかった!!」がばっ

森田屋一同が土下座で詫びる。

常「盗んだわけじゃないんです。ただ、制服を着てみようとしただけで、でも破ってしまって、言い出せなくなって、ね?」

「でも、どうしてそんなこと…」

「富江さんは、女学校に行きたかったんです。」

富「そうかなぁ…」

常「そうでしょ?
小学校を出てずっと働いていたけど、本当は女学校に通いたかったのよ」

まつ「そうだよ、我慢するんじゃないよ」

富「違います!女学校に行きたいわけじゃなくて、ただ制服を着てみたかっただけなんです」

「「・・・」」

まつ「ふふっ。お前にそんな女の子らしいところがあったなんてねえ。
思えばあたしらも富江に甘え過ぎていたのかもしれないね。
年頃の娘がずっと遊ぶこともなく毎日店の手伝いばかりでさ」

常「あ!そうだ、富江さんに一度とことん楽しんでもらってはどうでしょう!?
富江さんに一日お休みを上げるんです。
制服を着て、その日は思いっきり楽しむんです」

富「でも、仕込みが・・・」

鞠「私が代わりにやるわ!」

常「どうでしょう?(^◇^)」

まつ「どうもこうも、私らに文句なんてないよ」照「ええ、ええ」

宗「…ふん。俺だってなぁ、女心が分からないほど、落ちぶれちゃいねえんだよ」

そう言って立ちさる宗吉。

わあ♪と盛り上がる常子達。
---

常「それじゃあ、いってきまーす!」

楽しそうに家を出る常子と富江。

「制服、どお?」「なんだか足がスース―して変な感じ」「うふふ」

---

宗「富江ー!野菜もってこーい…ああ、いないんだった」

鞠「あ、私が」

もくもくと作業。

「富江―!あっ」

「・・・(;^ω^) あ、私が」

エンドレス。

一方ー…

照「お弁当できましたよー、積んでください」

君「えっ」

照「あ…、すみません。このお弁当は違う届け先のでしたね」お店に戻る照江。

君「照代さんが間違えるなんて珍しい」

まつ「はは、富江が気になってるのさ。

・・・あ!しまった。今日は寄り合いがあったんだった。行かないと!」慌てて出かけるマツ。

君「ええっ!?」

---

どっかり。疲労で倒れ込む森田屋の三人。

照「もし、富江が女学校に行くようになったら、毎日こんなんになるのかねえ」

宗「何言ってんだよ!富江は女学校には行かないってはっきり言ったじゃねえか」

まつ「本心かどうかは分からないだろ。もしかしたら遠慮して言えないだけかもしれないよ」

宗「……」

---

浅草に遊びに来た常子と富江。

大道芸を見て楽しんだ後、街角にあるカフェの前に来ていた。

富「わあ、このメニュー見て。どの料理も値段が高すぎるわ」

「えっ、そ、そうねえ」

「それに接客も!」窓に張り付く富江。

「ああ、なんてゆっくりなの!もっとチャキチャキ動かないと!全然お客さんの気持ちを考えてないじゃない!」

「うーん、そうよねえ…」

「当店に何か御用ですか?」

常「えっ。いえ、何でも…」

富「あの、接客のことなんですけど!」ズイッ

常「(げ・・・まずいって(; ・`д・´))何でもないですッ さようなら~! ホラいこッ」

---

常「はあ、はあ、あーびっくりしたぁ」

富「ご、ごめんなさい。つい…」

常「あはは、ふだん大人しい富江さんが、急に怒りだすんだもの。あのお店がそれだけひどかったのね」

富「……」

---

しきりに入り口を気にする宗吉。

鞠「(^_^;)あの…何かお手伝いすることありますか?遠慮しないでくださいね!私を富江さんだと思って」

宗「あ、ああ・・・」

「ただ今帰りましたー!!」「「「富江!!」」」

調理場の奥に駆け入る富江。

「ど、どうしたんだ。こんなに早くに」「そうだよ、まだ昼にもなっちゃないじゃないか」

常「た、ただいま帰りました~!はあ、はあ、やっと追いついた」

君「常子、ど、どうしたの??」

常「私にもさっぱり…富江さんが急にごめんなさいっていって、ぴゅーって走り出しちゃって。私は後を追ってきたんですが」

富「気になっちゃうの!気になって気になって…楽しめなくって…」

「「「?」」」

富「ぬか床。毎日かき混ぜないと、味が落ちるのに」ドン。ぬか床を取り出す富江。

宗「ってえと、何だ?・・・お前、ぬか床のために戻ってきたっていうのかい?」

富「そうよ!父ちゃん、私、根っからの森田屋の娘みたい」(^^)

宗「……。

ば、ばかやろお。そんなかっこでぬか床混ぜたら、鞠子の制服が汚れちまうだろうが。手伝うなら着替えてこい!」

富「はいっ」

部屋に走る富江を見守る常子と鞠子。

常「富江さん、本当にここの仕事が好きなのねえ(^^)」

鞠「さあて、私も勉強でもしますか」

常「・・・」

(常子、お前は何になりたいんだい?)将来のことを問うた祖母の言葉を思い出す常子だった。

---

寝室。美子と鞠子はすでに寝ている。君子はミシンの前に座っている。

常「かか、かかは15の頃なにをしていましたか?」

君「ええ?女学校に通っていましたよ。お母様の方針でね。ただ、私はそれまでお母様の教え通り、学校を出たらお嫁に行くということになんの疑問を持っていなかったの。
でも、学校に行っていろいろなことを学んでいくうちにその考えも変わってきたわ。
お母様の大失敗という訳。うふふ」

君「・・・。常子、ミシンを借りに行ったのよね?お母様、元気だった?」

「はい。・・・くす」

「?」

「いえ、やっぱり似てるなあって思って。おばあ様も同じことを聞いてきたんです。君子は元気かって。
それに、こう、腰をとんとんってやる仕草もそっくりだし。
やっぱり、母娘なんですね」

「・・・」

「あの、かか・・・。おばあさまと仲直りは・・・できないんでしょうか?」

「…ごめんなさいね。
でも、似た者同士だからこそ、上手くいかないってこともあるのかも…」

「…」

「駄目ね…、このミシン。壊れちゃって」


つづく


感想!

富江さんの制服シーンは1日コスプレデーでしたか!

森田屋一家と同じく本音は違ってて、女学校へ通うのかと思ってた。予告での楽しそうな制服姿の富江さんにだまされた~~!!

となると、愛らしいこの姿は今日限りとなるわけですね。目に焼き付けておかねば!

ただこうして中身が見えて富江さんはさらに魅力あっぷしましたね。

エピラストの父ちゃんを見上げての決め台詞をにやりというところは、もうたまんなかったです!

他の同業者にチェック入れちゃうのも、職業病というかあるあるですよね。気持ちめっさ分かるわー。

ただ人間の心なんて自分でもよく分からないことが多いもの。
こういう1日があったからこそ、より仕事の大切さに気付けたってことで、とてもいいエピソードだったんじゃないでしょうか。

そして常ちゃんの行く末への後押しにも。

いろんな人に接して、いろんな職業を見て、自分の心と向き合って、将来を決めてほしい。常ちゃん、がんばれ!

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