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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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第一印象・妙な人 4/26(火) 今日のとと姉ちゃん 第20話(第四週)

戦争のような忙しさの森田屋。
4時に起きてお弁当作りはスタートして、さらに配達まで。常子や鞠子も一緒になって奮闘する。

リヤカーでお寺に大量のお弁当を運ぶ道中。

鞠子「へえ、富江さんって私と同い年なんだ」

常「じゃあ、愛称で呼んでみたら?富ちゃんとか♪」

富「とみえさん、で」(-_-)

富「後は私がしますから、先に帰ってください」「は~い」

そうしてお寺から常子と鞠子はリヤカーを引いて帰る。

鞠「ねえ、あの人、どうしたんだろ?」

しゃがみこんでいる男の人。

「もしかして、倒れてるのかな?」焦った常子は男に駆け寄る。

「あの!体調でも悪いんですか?」

「え?」

「え?」

メガネをかけ学生服を着た男は、苗を植えていた。

「なにを・・・してるんですか?」

「ああ、実験です。最近の学説では植物は厳しい状況の方がよく育つそうなんです。
それで、日陰に植えてみたらどうなるのかと思って」

鞠子「へえ、面白い!」

常「面白い・・・ですね。ハハ」(;・∀・)

「それはどんな植物なんですか?」

「ちょっと鞠ちゃん!」グイッ

「どうしたの、とと姉」

「体調が悪い訳じゃなかったみたいだからさ、もういこ」

「ええ~、でも面白そうな話よ」

「んー・・・(^_^;) でも、妙なひと、よ。
ね?妙な人と一緒にいて面倒に巻き込まれても困るじゃない」

「うーん・・・、わかった」

「(*´▽`*) あっ じゃあ私たちはこれで失礼しま―…あれ?」

いつの間にか目の前に男はいない。気づけば、奥の林の中で木の幹をしげしげと観察していた。

(へんなひと…)

---

その後、配達をしていたまつと君子と合流する。

頼りなげな君子の様子にまつはまた雷を落としていたようだ。

そこに滝子と隈井が通りかかる。

「!」

マツ「おやおや、これは青柳さん。今日もきれいな着物きて・・・真っ白!どこの雪だるまかと思いましたよ」

滝「これはこれは、森田屋さんこそ、からし色の帯がお似合いで。目が痛くなってかなわないね」

そしてチラリと君子に視線を送る。

「最近、新しく人を雇ったそうですね」

「えーえ、だけどこれがずぶの素人でね。使えないから一から仕込まなくちゃならなくてねえ」

「そいつぁ大変だ。心中お察しします。
なんたって60だか70だかの老舗ですからね」

「80年ですよ」

そうして君子たちには挨拶もなく通り過ぎるのだった。

---

宗「いつまでちんたら芋をむいてるんだい!お前、照代が10個むいてる間に、2個しかできてねえじゃねえか!!」

「すみません!」

「・・・じゃあ、私が変わりますから」

仕事を取られてやる事も分からずウロウロしていると、大将にリヤカーのタイヤの空気でも入れてろ!とまた怒鳴られる。

その一連のやりとりを見ていた常子。

もくもくとタイヤに空気を入れている君子に駆け寄る。

「手伝い、ましょうか」

「大丈夫よ」

「かかは…日陰でもたくましく育ちますか?」

「え?」

「あ、人に聞いて…。植物は厳しいところのがたくましく育つそうなんです。
だから、つらい状況でもきっと大丈夫ですよーなんて…」

「…じゃあ、ここは日陰っていうこと?」そうして目を合わせしばし笑い合う母娘だった。

---

翌日も怒られる君子。

弁当をベルトコンベア式に順々におかずを詰めていくのだが、先頭の君子が遅いため渋滞してるのだ。

照「じゃ、私がかわります」

「すみません…。じゃあ、わたしは何をしたら…」

「じゃあ、見学でも」にっこり。

「……」

そうして、完成したお弁当。2つに分けられ上にはそれぞれ竹、松と大きく書かれた紙が置かれている。

照「じゃあ、長谷川さん、これリヤカーに積んどくれ」

---

「重ーい」

「こらぁ!ちんたら歩いてるんじゃねえよ。気合入れてくばれ!間違えんじゃねえぞ!」

「はいっ」


鞠「…見た?あの大将の目。役にたたねえな、こいつらって顔」( `ー´)ノ

「しょうがないよー。たいして役に立ってないもん」

そうして常子と鞠子、そして別動隊として君子が配達に奔走する。

ようやく配り終わって帰ってくると、怒鳴り声が聞こえてきた。

「ふざけんじゃねえぞ!奮発して今日は松を頼んだって自慢して開けてみりゃあ、いつもの竹が入ってるじゃねえか!こっちは赤っ恥をかいたんだぞ!」

「すみません。お代はそのままお返ししますので」

「あたりめえだ!二度と使うか、こんな店!」

そうして舌打ち交じりに男は去っていく。

君子も遅れて帰ってきて、騒動に驚く。「どうかしたんですか?」

「そんなの俺が聞きてえよ!おめえら、ちゃんと間違えずに配達したのか!?」

「はい」「言われたとおりに」

照「・・・松と竹のお弁当が間違えられて届けたらしいの」

「!」

つづく



ああーー!この森田屋にだれか経営コンサルでも呼んでくれえええ!

作業の流れにイライラします。

このひどさは昔だから?いや、小さいお店や会社なら今でもありそうですよね。

まず問題の弁当取り違え問題だけど、明らかにもともと問題ありでしょう。

こんなのいつか必ず間違えます。

経費削減で別デザインが無理なのも分からなくはないけど、ハンコを打つとか紐を変えるとかやりようはいくらでもあるでしょう。
それでなくてもこれだけ同量注文があるなら、別デザインで作っても十分捌けそうだし、ミスを誘発しているとしか思えない。

そして弁当詰めの流れ作業。
なぜ君子の遅さは周知の事実なのに先頭を任せる?単なる新人いじめか?
そうでないなら、作業効率を何も考えてないに違いない。

そして新人教育。
新人には優しく!君子は遅いけど真面目で丁寧じゃないか。
長い目で見ればかなり有力な働き手になるぞ。潰してどうする。

さらに新人のミスは想定しろ。
新人は必ずミスをする。いや、人なら必ずどっかでやる。
だからこそ、それをなるべく潰すような環境づくりが大切なのに。最終の配達を小橋家のみに任せていいのか?
せめて確認回数くらいは増やさなきゃ。

あと今後は犯人探しよりも、客へのフォローがお店としてまずやるべきことよ。


はあ、ブラック部分についむきになってしまった。分かってますよ。結局そうじゃなくちゃ話が進まないってことくらい。

君子さん、おばあさまの言葉を思い出していますね。

この道を選んだ時に納得いかなかったけど、その後悔や揺れる気持ちも描いているところはやっぱりさすがとと姉ちゃん。好感がもてますね。

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