「酒は飲んでも飲まれるな」5/10(火) 今日のとと姉ちゃん 第32話(第六週) 第6週 「常子、竹蔵の思いを知る」 2016年05月10日 0 「まだ起きているの?早く寝なさい」「かかは?」「私はこれを仕上げてから休むわ。納期がもうすぐだから」「かかも休んでください。体を壊してしまいます…」「大丈夫よ^^」そういって内職に励む君子。 「まだ起きているの?早く寝なさい」「かかは?」「私はこれを仕上げてから休むわ。納期がもうすぐだから」「かかも休んでください。体を壊してしまいます…」「大丈夫よ^^」そういって内職に励む君子。---学校。綾「また悩み事?相談に乗るから私の話も聞いて下さらない?」常「えっ、もちろん。…って、あやさんも何か悩み事があるの?」「うふ。じゃあ、放課後ね」---下校。「ふうん、お母様の気持ちを考えるとお伝えしない方がいいと思うわ」「やっぱり、そうよね・・・」「ただ、もしかしたらおばあさまは仲直りをしたがっていらっしゃるかもしれないわね。だとしたらこのことが仲直りのきっかけになるかもしれないわ」「!…そう、そうよね!あは、いやだ。私の話ばっかりしてたわ。あやさんの悩み事はなんだったの?」「…。…常子さんはどんな殿方がお好き?」「ええ!?」「実は父と母から結婚を薦められたの。あ、もちろん今すぐにではないのよ。ただ何だか男の方が気になるようになってしまって。考えてみたら自分はどんな方が好みなのかも知らないことに気が付いて。…常子さんは、以前噂になった方がお好きなのでしょう?」「ん?・・・ああ、星野さん!いえいえいえ^^。あの方はお友達!会話のほとんどは植物の話なのよ」「そうなの」橋から川を見下ろすと青柳の者たちが働いているのが見えた。「あれは何をしているの?」「ああ、売り物になる材木を選んで筏をくんでいるのよ」「へえ。・・・あら、あの方は?」「ああ、青柳の若旦那」清「こら、ここ!よく見ろ!虫が食ってるだろう。こいつはだめだ!ほら、お前ら、しっかり頼むぞー!」「「「へいっ」」」「ん?・・・あ、つねちゃーん!」(≧▽≦)常子「・・・。行こうか」「あの方、立派な方ね。若いのに遠慮せずにしっかり指示を出して」「ん?まあ、そうねえ」「常子さんはあの方のことは好きじゃないの?」「ええ?だって義理とはいえ、私からすると叔父よ?」「あら、血が繋がっていないなら結婚だってできるじゃない」「うーん、考えたことなかったなぁ」「常子さんはいいなぁ。男の方が周りにたくさんいて」「なあに、それ。それじゃ私がまわりに侍らせているみたいじゃない」(^_^)「だって私は身近な男性って父しかいないんですもの。・・・。今日はとても勉強になったわ。ごきげんよう」「? あ、うん。ごきげんよう」隈「お、常子お嬢さんじゃねえですか。今お帰りですか?」「隈井さん!・・・あの、ちょっといいですか?」---食べ物屋の店内。隈「そうですか。あの時聞いてらしたんですか」「・・・でも、どうしておばあさまは私たちのためにそんなことを」「そりゃあ、戻ってきてほしいからでしょう。あたしだって、お嬢様たちには帰ってきてほしいんだ。常子お嬢さん、そのためなら何だってやりますよ。遠慮なく言ってください」「…。ありがとうございます。でも、慎重にしようと思うんです。だからしばらく母にはこのことは内緒にしてください」「はい」---「ただ今帰りましたー」「おう」「お帰り」宗吉&長谷川。見ると、店内にはたくさんの卵焼きが並んでいる。「おい、味見してみろよ」「え、はい。もぐもぐ・・・おいしい~( *´艸`)」「へへっだろお? 今、こいつと卵焼きの研究してるんだよ。常連にうちの卵焼きは甘すぎるって言われてなぁ。そりゃ俺だってうちは卵焼きの甘さが看板のうちってのは分かるよ。あの甘い卵焼きを食べると、こう穏やかになる感じがたまらねえ。けどよ。悔しいじゃねえか。それを、あのばばあ。全く聞く耳を持たねえんだから」「女将さん、頑固だからなぁ」「ふふ、ステキですね」「はぁ?すてき?」「はい、食べ物の味で人の心を動かせるって素晴らしいと思います」「/// まあ何とかあのばばあをギャフンと言わせるものを作って見せるぜ」---飲み屋。主人「今日は君子さん、遅いねえ」隈井「きっと森田屋の仕事が長引いてるのさ。あそこも繁盛して忙しいからな」「じゃあ、これどうだい。久々に」一升瓶をドン。「ばっかやろう。俺ぁな、君子さんに会う時は酒は一滴も飲まないって決めてるんだ!」「へいへい、そうかい」そう言って作業をしに奥に消える店主。---君「ごめんなさい。遅れてしまって・・・」隈「おう、君子さん!いえいえ、ちぃっとも待ってませんよ~」「あら、酔ってらっしゃいます?」「いやいや、酔ってないです!酔ってない・・・うん、あはは」「・・・(;´・ω・)あの、これ。今月の分になります」「はい、確かに受け取りやした」主人「えらいねえ。毎月、きちんと返済して」「そんな。当然のことです。隈井さんにはどれだけ感謝してもしたりないわ」「ぐー・・・」「隈井さん! あの、やっぱり今日お渡しするのはやめた方がいいかしら」「大丈夫!ちゃーんとね、持って帰って、女将さんにお渡ししますんで」「え?ど、どういうことですか」「ああ、しまったしまった。常子お嬢さんとの約束だった」「常子?え?え??」---寝る前に勉強している鞠子と常子。君子がそこに急ぎ帰ってきた。君子「常子…。隈井さんからの学資の件で、何か、知っているの?」「え・・・」「やっぱり」「あ、あの」「いつから知っていたの?まさか、ずっと隠して…」「いえ、この前偶然知ったんです」鞠「そうです」「!鞠子まで、知って…」部屋を飛び出そうとする君子。その後ろ姿に。常「かか!かかとおばあさまは青柳の家を出たあの日、何があったんですか!?」「・・・」「おばあさまは私たちを気遣ってくれているんです。でなければ、私たちに援助してくださる理由がありません」(常子を嫁にー…)滝子のセリフがよみがえる。---女中「あの、おかみさん。お客様がお見えなんですが・・・ッ」君「失礼します!」「・・・何のようだい」つづく感想!今日のベストはなんてったって若旦那でしょう!仕事が出来るって取説。嘘じゃなかったのね。ほんとにかっこよかった!そしてその後のつねちゃーんの落差がまたwwあやさんの久々の登場も嬉しかったけど、この絡ませ方はもしや惚れた?いやーん(*´Д`)今日は1話通じて今までのかかとの変化も感じられましたね。ぽわぽわ可愛かった母はもういない。ラストのアップはむしろイケメンだった! PR