「商売のいろは」5/18(水) 今日のとと姉ちゃん 第39話(第七週) 第7週「常子、ビジネスに挑戦する」 2016年05月18日 0 「もう!飲み過ぎですよ」「飲んで何が悪い」「そうだそうだー」「つまみよこせ~」台所。「さっきからずっとあんな調子よ。つまみ作れーって」 「もう!飲み過ぎですよ」「飲んで何が悪い」「そうだそうだー」「つまみよこせ~」台所。「さっきからずっとあんな調子よ。つまみ作れーって」「かか、何作ってるの?」「大豆の炒め物。お酒のおつまみにいいって聞くから」「ふーん」「それにしてもおじさん何しに来たのかな」「お金をせびりに?」「そうでしょ~」「よお、つねこ~」「おじさん!」「お前ら、俺が金を借りに来たとでも思ってんだろ?それが違うんだな。ほら!」札束がびらり「えー!」「あたったの?」「数うちゃあたるって本当なのね」「常子、お前就職するんだって?そんなのつまんねえだろ。事業はいいぞ~事業は。ま、話を聞きたいっていうならおしえてやるがな」「もう、変なこと教えないでください」「聞きたい!」「ええ?」「聞きたいです!私、男の人と同じように稼ぎたいんです」---飲んだくれの連中は帰ってきたマツと照枝に追い出される。「まったく、こんなご時世に昼間っから酒飲んで。とんだ恥知らずの連中だ。大体なんだいあの派手な赤いシャツきたとうへんぼくは!」「あは・・・おじなんです」「・・・ごほんはあ、それにしてもどんどん嫌な世の中になっていくね。仕出しもどんどん売れなくなってきたし。歯は痛めちまうし。・・・このまま店が傾いたら、君子さんのお給金も・・・」「「「!」」」---学校「どうしたもんじゃろの~・・・」「あら、また何か悩み事?面白そうな話なら相談に乗るわよ」「面白がらないでくださる?あ!ねえ、あやさん。今なにか、欲しいものってない?」「ないけど。うちに何でもあるもの」「お金持ちって・・・」「どうして?なにかくださるの?」---回想哲郎「いいか。商売の基本はものを売ることだ」常「お~」鞠「当然じゃない」「うるさい。続きがあるんだ。いいか、需要と供給が大事なんだ。欲しがる人が多ければ、その分その商品は売れる。だからみんなが欲しがるようなものを売れば・・・儲かるってわけだ」常「・・・思いの外、説得力がある」「ああ?」「いえいえ、ふ~ん・・・」---それから常子は商売のヒントをあちこちにもとめて色々なものを見て聞きまくるのだった。富「あれ、鞠ちゃん。どうしたの?」「配達の途中なんだけど、とと姉が・・・」「ああ・・・(お店の行列に突進してる・・・)。ねえ、鞠ちゃん、あのこと相談した?」「ううん。みんなに迷惑かけることになるもん」「そっか。・・・くす。常子さんはすごいね。とにかく一直線に進んでて」「・・・うん」知らず知らず、常子に影響される鞠子。東堂先生に相談しようと勇気を出すも、言うすんでのところで思いとどまってしまい、悩みはまだ終わらないのだった。---家に帰ると武蔵の姿。「マツさんに呼ばれて。いまはお隣におすそ分けに行っているそうです」「そうなんだ・・・あ!竹蔵さん。何か欲しいものないですか?」商売の話を聞いてもらう常子。「新しいものは始めは飛びつくんだけど次第に飽きられちゃうんで、結局売れないみたいです」「ふーん。でもそれもいいのではないですか?飽きられるまでに売れば利益は出ます」「…。商売って2通りあると思うんです。本当に困っている人が欲しいものを売る場合と、そうじゃない場合。私はやっぱり人のためになるものを売りたいですよね。すぐに飽きられちゃうようなものを売るっていうのはどうも・・・」「くす。常子さんはいつも人のためなんですね。いつもは家族のため。今はお客さんのため」「そういう性分なんですかね」「そうだ。人に聞くんじゃなくて自分の欲しいものを考えてみてはどうですか?」「自分の欲しいもの・・・」何か思いついた様子の常子。つづく感想!新章に入ってちょびっと停滞気味?ゆっくりモードですね。まあ、役者もそろい居場所も決まり、キャラもはっきりと分かったので、今まで程のスピード感はなくて当然なのですが。ただそれは構わないんですが、ナレーションが急に増えた気がしませんか?朝ドラに分かりやすさは必須とはいえ、雰囲気が台無しな気が・・・今日のもナレーションなくても通じる場面がほとんどだったよ?商売の話は興味深いです。無意識に知っていることだけど改めて考えるとなかなか興味深い。視点を自分に持っていった点も。よっぽどリサーチが上手くなければ、お客さんに寄り添った視点って出てこないもんね。自分のささいな不満から商売に持っていった方が隙間をついた商品ができそう。予告だと何か爆発させてた気がするんだけど、いったい何を思いついたんだろう? PR