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今日の とと姉ちゃん【感想・レビュー・あらすじ・朝ドラ】なゆログ

NHKの2016朝ドラ「とと姉ちゃん」のあらすじ・感想・絵日記。他にも関連情報をご紹介します。

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公式 あらすじ

第5週

「常子、新種を発見する」
5月2日(月)~5月7日(土)


干していたはずの鞠子(相楽樹)の制服がなくなった。翌日、常子(高畑充希)は富江(川栄李奈)の部屋の前で、見慣れないボタンを拾う。学校で綾(阿部純子)の制服を見て、常子は事情を察する。配達帰りの富江に尋ねると、衝動に駆られて着てみたら、裏地が破れてしまい、誰にも言えずいたと告白する。森田屋の皆に内緒で直そうと、滝子(大地真央)のミシンを借りに行くも、富江が制服を盗んだことが皆に知れ渡ってしまい…。



予告を見て…
とりあえず、富江ちゃんの制服姿&笑顔がかわいいですわー(*´▽`*)

今週も武蔵さんが出てくるようだし、ヒロインの恋愛模様も本格化してくるのでしょうか。うふふ。
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「制服をとった犯人はこの中にいる!」5/2(月) 今日のとと姉ちゃん 第25話(第五週)

干していた制服がなくなった鞠子。家中探しても見つからない。

宗「もしかしてお前がとったんじゃねえよなあ?」

長「ええ!?そんなことしませんよ~」

ここで女学生コスの長谷川の妄想シーン。誰得?


夕食。

常「お隣さんにも聞いたんですけど、干している間うちのまわりに人の出入りはなかったそうなんです。だから、あるとすれば、家の中だと思うんです」

宗「ああ!?どういう意味だ!お前、それはうちん中に盗人がいるとでもいうのか!」

「えっ。いえいえ!言葉足らずですみません。私が思ったのは、どこかに紛れ込んでるんじゃないかっていうことで」

「…。まったく!紛らわしい!」フンッ。
---

就寝前に自分達の服をたたみながら

「でも、明日は制服どうするの?」

「仕方ないわ。浜松の制服を着ていく」

「ええ!でもひとりだけ、違う制服を着るって勇気がいるのよ?」

「平気よ~。お友達だっているし」

「あ、じゃあ。どうして制服がなくなったかっていう理由は洗濯に出したからっていうのにしたらどうかしら?
もし獲られたなんて知られたら、どんな物騒なおうちに住んでいるのかしらって疎遠にされかねな…あ、あれ?どうかしました?」

「「・・・」」(;・∀・) 引いている君子&鞠子。

「とと姉。苦労したんだね。

浜松にいた頃はクラスメートがそんな風になるかもなんて考えもしなかったでしょ?」

「そうよ。何があったのか、正直に話してちょうだい」

「ん~~~(;^ω^)そ、そうでもないよ?今はあやさんもいるし、お友達もできたし、あはは…」

「「・・・」」

---

翌朝、仕込みをしている。富江はぬか床をかき混ぜていた。

富「イタッ」

照る「どうしたの」

「はい、傷に染みただけだから」

君「大丈夫?」

「とても小さい傷だから・・・」

鞠子「いってきまーす」

君「はい、いってらっしゃい。あら、常子は…もう!常子―!」

常「はははーい!」仏壇の前から立ち上がる。ダダダッ…ん?

廊下に落ちているのは・・・ボタン?

「常子ー、遅れますよー」「はっ、はーい!!」

取りあえずそのボタンは棚に置き、家を飛び出るのだった。

---

鞠子の様子を見に来る常子。

「すてき」「セーラー服ってモダーンだわ」わいわい。

ほっ

「小橋さん、作法室は遠いのよ?」くす

「あやさん!は、はいっ」

「ふふ、セーラー服も素敵ね。妹さんの姿を見たらそう思ったわ」

「あら、それじゃあ私のセーラー服はそうじゃないってことになるわね」

「あっ)・・・」

「あはっ!そこで止まらないで。それじゃあ、認めたことになるじゃない」


「ねえ、小橋さんはセーラーとここの制服、どちらがお好み?」

「うーん、私はココの制服を着たことがないから。でも少し憧れるわ。細かいところもおしゃれだし…あ。
ちょっと見せて下さる?」

あやの袖を引く常子。その袖元には…

---

駆け抜けて家にたどり着く。そのまま階段を上り、朝に見たボタンを確認する。

「やっぱり」

---

「富江さん…、あの、コレ」

「!!」

「富江さんの部屋の前に落ちていたの。それで…もしかしたらって」

「…ごめんなさい!!」

「富江さん、何があったか話してくれる?」

---

敗れた制服を見せる富江。

「これ、富江さんが?」

コクリ。

「わたし、うらやましくて。干してある制服をつい勝手に着てみてしまって、そうしたら…こうなって…。
隠そうとしたわけじゃないの。きちんと直して返そうと思ったの。
でも、私、お裁縫が苦手で。針で指をさしてばかり、ちっとも直せなくて。
言わなきゃいけないのに、どうしても言えなくて。
本当にごめんなさい!!!」

「・・・ね、わたしにも協力させて」

「えっ、だ、だって、わたし、こんなにひどいことを…」

「だって!見たら分かるもん。すごく一生懸命直そうとしてくれたんじゃない。ね?」

「・・・」

---

森田屋に持ち込んだミシンを引っ張り出す。しかし…

「あーれー?引っ越しの時に壊れたのかな~」

何度やっても動かない。

「富江さん、他にミシンは…」

「いいえ。うちでは母も祖母も洋裁をやらないから」

「ん~…どうしたもんじゃろの~・・・あ」

そうだ!

立ち上がり、富江の手を取り走り出すのだった。

つづく


感想!

犯人、あっさり見つかりましたね。まあ謎解きってほどの展開じゃなかったですからね。

ただちらっと見ただけだけど、けっこう破れてたよね?

着ようとしただけでそうなるってどういうこと?

1、洋服の着方が分からず、ありえない着方をした。

2、北斗の拳並みに富江さんは張り切ると体が大きくなる

3、まれにみるドジっ子ホイホイスキルで、直している内に、うっかりはさみで切ったり、うっかり引き裂いたりして、破れ目が大きくなった。

うーん、どういうわけなんでしょう。



それにしても、ここでミシンが出てくるとは。

たとえ分かりやすかろうが、伏線が多くあって、それがしっかり回収されるとそれだけで物語に肉がついて見ごたえが出てきますね。

てっきり、ミシンは常ちゃんの制服を作ってやるためかと思ってましたが…まあ、素人には無理か。

ただ滝子ばあちゃんが常子達のためにやった「何か」がまだ謎のまま。なんだろ?

あらすじを見ると、富江が犯人と周りに知れてさらにひともめあるようです。
さあ、どんな展開になるのか、今週も楽しみ!

唯一、GWだからアサイチ受けがないのが物足りないよう。祝日でもやってほしいな~。



「ミシンが取り持つ縁」 5/3(火) 今日のとと姉ちゃん 第26話(第五週)

富「でもいいの?何かあったから青柳の家からでたんでしょう?」

常「…そうなのよね。母のことを考えると気が引けるし…あっ。

清さーん!」

清「常ちゃん!」

コソコソッ。清を囲んで材木の影に隠れる2人。

「お願いします。ミシンを貸して頂けませんか?…おばあさまに内緒で」

「ええッ。いやー、それはちょっと無理だよ~」

「…あ、そういえば森田屋のみんなが言ってたな~。

青柳の若旦那はすごく仕事ができて、今でも一人で切り盛りしていけるんじゃないかって。ねえ?」

富「う、うん」

清「(*´Д`)・・・え~、そうなの~?仕方ないな~♪」

---

君「うん、お漬物美味しい。モグモグ。さすが富江さんが毎日丁寧にかき混ぜているだけありますねえ」

宗「だろお!へへ、富江のやつあ、母ちゃんにこんなちいせえ頃から仕込まれたからな。
奴は根っからの森田屋の娘だよ。女学校に行きたいなんて一言も言いやがらねえ。
なんせ、小学校のチビの頃から『私は森田屋で働くつもりです』なんて言いやがるんだからなお♪」

君「まあ!ご自慢の娘さんですね」(*´▽`*)

宗「そ、そんなことねえよ!///おら、休憩は終わり終わり!」ドカドカ

長「は、はいいっ、すみません!」

「まーだ、何も怒っちゃいねえだろ、ねぼけやがって。おら、富江読んで来い。仕事はじめっぞ」

「へーい
---

清「早く縫っちゃってよ~。おばあさまに知れたらどうなるか」(; ・`д・´)コソコソ

ミシンのある部屋。廊下の様子をしきりに気にする清。
富江は家の外で、材木の影に隠れつつ、出来上がるのを待っていた。

常「あはは、そんなに怖いですか?おばあさまのこと」カタカタカタ、ミシンで縫う常子。

「こわいよ~!自分の筋の通らないこととなると、確実に雷なんだから!こんなこと知れたら絶対に怒られる!」

「たしかに(笑」

「・・・ねえ、常ちゃん達はどうして家を出て行ったんだい?」

「…。
私も具体的には知らないんです。ただ、母とおばあさまが分かり合えなかったということ以外は…」

「そうなんだ…。

実の親子でもそうなんだなぁ。(ボソ」

「え?」

「いやあ(^^)、養子の僕がそうでも全然不思議じゃないんだなぁって―」

滝「何してるんだい!」すぱーん。「「!!」」

清「いいいや、あの、これは…びくびく」

「常子、あんたに聞いているんだよ」

「…はい。ご説明させてください」

---

「富江ー!」

「いたかい?」

「家の中にもいませんでした」

美、鞠「「ただ今帰りました」」

「ああ、あなた達、富江さんを見なかった?」

「いいえ、見てませんけど・・・」

「俺ぁ、ちょっと向こうもさがしてみるわ」(; ・`д・´)

森田屋総出で富江を探す。

美子と鞠子も手つだった。

青柳の方へ歩きながら富江さーんと声を出しているのを、清が見つける。

清「(*´ω`)」にやっ

---

カタカタ。滝子と常子の二人きり。

滝「いい手つきだ」

「母に教わりました」

「君子に?」

「はい、ミシンやお裁縫は自分できちんと出来るようになっておかないといけないと、小さい頃から」

「あの君子が・・・」

ミシンも終わり、仕上げにボタンを丁寧に縫い付ける。気づけばすでに日は傾きかけていた。

「できた!」(*´▽`*)

「…。あの、ごめんなさい。ミシンを勝手に借りてしまって…」

「まったくコソコソするんじゃないよ。あんたは青柳の孫なんだ。堂々と使えばいいんだから。

…君子に気兼ねをしたのかい?」

「…」

「君子は、元気でやってるのかい?」

「!はいっ。すこぶる(笑」

笑い合うふたり。

「なぁ、常子。あんたは何になりたいんだい?」

「え?」

「あんたの年になりゃあ、いろんな人を見てきてるはずだ。
小学校しか出ずに働くもの、女学校で勉強しておとこ顔負けの働きをする子、すぐに結婚して家に入っちまう子。
…あんた、この青柳の後を継ぐ気はないのかい?

常子は、何になりたいんだい」

「え・・・、考えたこと、なかったです。

今の私は、美子と鞠子を嫁にきちんと出してあげて、家族を守っていくこと。それしか、考えられなくて」

「そうかい」微笑む、滝子。

---

「富江さん!ごめんね、遅くなっちゃった」

隠れていた富江が飛び出てきて、制服を握りしめる。

「ありがとう!!」

「へへ…帰ろっか。

あ、でもどうする?制服の出どころ。私が飛んで行ったのを見つけたってことにしとこうか?」

「でも、悪いわ。鞠子さんに、とてもひどいことをしてしまったんだもの」

「いいのいいの。鞠子、制服が変わってクラスの人気者になってたくらいだし。
正直に話したら、宗吉さんにどんな目にあうか・・・」

「いえ、やっぱり、きちんと謝るわ。」

「…わかった」

---

覚悟を決めてふたり、帰ってくると、森田屋の様子がおかしい。

一部屋に一同集まって座り込んでいる。

常「あのー、制服のことなんですけど~…」

宗「富江、お前が制服を盗んだのか?」

「「!」」

「盗んだのか!?」

「…はい」

「!」

君「・・・清さんが言ったそうなの。富江さんが破った制服を縫うためにミシンを貸してあげる僕はすごいって鞠子に自慢して…」

富「ごめんなさい!!」土下座する富江。

宗「こと野郎!!」殴りかかる宗吉。


つづく




感想!

もう清の安定感がたまりません。

しかし今日の話を見るに、清でも1エピくらい入れてもらいるのかな?

そうですよね。養子になった経緯は謎だし。

跡取りのためにしては、滝子は常子にばっか肩入れしてるし。二人の絡みも少ないし。

いったいどこから養子に来たんだろう?

順当に考えれば、滝子筋の親類かな?滝子が跡取りっぽいし。


そして富江さんの勇気に感服しました。

もちろん謝罪は必要なんですが、あれだけの騒ぎになり、さらに暴力を気軽に振るいそうな父がいて、なかなか言えないよね。

小学生で森田屋に入る宣言をしたのも、自分の立場やまわりの気持ちを考えてのことなんでしょう。

大人しいだけじゃなく、芯のしっかりしたおなごじゃ!

「富江さんとの一日デート」 5/4(水) 今日のとと姉ちゃん 第27話(第五週)

宗「ばかやろー!!
…。
すまなかった!!」がばっ

森田屋一同が土下座で詫びる。

常「盗んだわけじゃないんです。ただ、制服を着てみようとしただけで、でも破ってしまって、言い出せなくなって、ね?」

「でも、どうしてそんなこと…」

「富江さんは、女学校に行きたかったんです。」

富「そうかなぁ…」

常「そうでしょ?
小学校を出てずっと働いていたけど、本当は女学校に通いたかったのよ」

まつ「そうだよ、我慢するんじゃないよ」

富「違います!女学校に行きたいわけじゃなくて、ただ制服を着てみたかっただけなんです」

「「・・・」」

まつ「ふふっ。お前にそんな女の子らしいところがあったなんてねえ。
思えばあたしらも富江に甘え過ぎていたのかもしれないね。
年頃の娘がずっと遊ぶこともなく毎日店の手伝いばかりでさ」

常「あ!そうだ、富江さんに一度とことん楽しんでもらってはどうでしょう!?
富江さんに一日お休みを上げるんです。
制服を着て、その日は思いっきり楽しむんです」

富「でも、仕込みが・・・」

鞠「私が代わりにやるわ!」

常「どうでしょう?(^◇^)」

まつ「どうもこうも、私らに文句なんてないよ」照「ええ、ええ」

宗「…ふん。俺だってなぁ、女心が分からないほど、落ちぶれちゃいねえんだよ」

そう言って立ちさる宗吉。

わあ♪と盛り上がる常子達。
---

常「それじゃあ、いってきまーす!」

楽しそうに家を出る常子と富江。

「制服、どお?」「なんだか足がスース―して変な感じ」「うふふ」

---

宗「富江ー!野菜もってこーい…ああ、いないんだった」

鞠「あ、私が」

もくもくと作業。

「富江―!あっ」

「・・・(;^ω^) あ、私が」

エンドレス。

一方ー…

照「お弁当できましたよー、積んでください」

君「えっ」

照「あ…、すみません。このお弁当は違う届け先のでしたね」お店に戻る照江。

君「照代さんが間違えるなんて珍しい」

まつ「はは、富江が気になってるのさ。

・・・あ!しまった。今日は寄り合いがあったんだった。行かないと!」慌てて出かけるマツ。

君「ええっ!?」

---

どっかり。疲労で倒れ込む森田屋の三人。

照「もし、富江が女学校に行くようになったら、毎日こんなんになるのかねえ」

宗「何言ってんだよ!富江は女学校には行かないってはっきり言ったじゃねえか」

まつ「本心かどうかは分からないだろ。もしかしたら遠慮して言えないだけかもしれないよ」

宗「……」

---

浅草に遊びに来た常子と富江。

大道芸を見て楽しんだ後、街角にあるカフェの前に来ていた。

富「わあ、このメニュー見て。どの料理も値段が高すぎるわ」

「えっ、そ、そうねえ」

「それに接客も!」窓に張り付く富江。

「ああ、なんてゆっくりなの!もっとチャキチャキ動かないと!全然お客さんの気持ちを考えてないじゃない!」

「うーん、そうよねえ…」

「当店に何か御用ですか?」

常「えっ。いえ、何でも…」

富「あの、接客のことなんですけど!」ズイッ

常「(げ・・・まずいって(; ・`д・´))何でもないですッ さようなら~! ホラいこッ」

---

常「はあ、はあ、あーびっくりしたぁ」

富「ご、ごめんなさい。つい…」

常「あはは、ふだん大人しい富江さんが、急に怒りだすんだもの。あのお店がそれだけひどかったのね」

富「……」

---

しきりに入り口を気にする宗吉。

鞠「(^_^;)あの…何かお手伝いすることありますか?遠慮しないでくださいね!私を富江さんだと思って」

宗「あ、ああ・・・」

「ただ今帰りましたー!!」「「「富江!!」」」

調理場の奥に駆け入る富江。

「ど、どうしたんだ。こんなに早くに」「そうだよ、まだ昼にもなっちゃないじゃないか」

常「た、ただいま帰りました~!はあ、はあ、やっと追いついた」

君「常子、ど、どうしたの??」

常「私にもさっぱり…富江さんが急にごめんなさいっていって、ぴゅーって走り出しちゃって。私は後を追ってきたんですが」

富「気になっちゃうの!気になって気になって…楽しめなくって…」

「「「?」」」

富「ぬか床。毎日かき混ぜないと、味が落ちるのに」ドン。ぬか床を取り出す富江。

宗「ってえと、何だ?・・・お前、ぬか床のために戻ってきたっていうのかい?」

富「そうよ!父ちゃん、私、根っからの森田屋の娘みたい」(^^)

宗「……。

ば、ばかやろお。そんなかっこでぬか床混ぜたら、鞠子の制服が汚れちまうだろうが。手伝うなら着替えてこい!」

富「はいっ」

部屋に走る富江を見守る常子と鞠子。

常「富江さん、本当にここの仕事が好きなのねえ(^^)」

鞠「さあて、私も勉強でもしますか」

常「・・・」

(常子、お前は何になりたいんだい?)将来のことを問うた祖母の言葉を思い出す常子だった。

---

寝室。美子と鞠子はすでに寝ている。君子はミシンの前に座っている。

常「かか、かかは15の頃なにをしていましたか?」

君「ええ?女学校に通っていましたよ。お母様の方針でね。ただ、私はそれまでお母様の教え通り、学校を出たらお嫁に行くということになんの疑問を持っていなかったの。
でも、学校に行っていろいろなことを学んでいくうちにその考えも変わってきたわ。
お母様の大失敗という訳。うふふ」

君「・・・。常子、ミシンを借りに行ったのよね?お母様、元気だった?」

「はい。・・・くす」

「?」

「いえ、やっぱり似てるなあって思って。おばあ様も同じことを聞いてきたんです。君子は元気かって。
それに、こう、腰をとんとんってやる仕草もそっくりだし。
やっぱり、母娘なんですね」

「・・・」

「あの、かか・・・。おばあさまと仲直りは・・・できないんでしょうか?」

「…ごめんなさいね。
でも、似た者同士だからこそ、上手くいかないってこともあるのかも…」

「…」

「駄目ね…、このミシン。壊れちゃって」


つづく


感想!

富江さんの制服シーンは1日コスプレデーでしたか!

森田屋一家と同じく本音は違ってて、女学校へ通うのかと思ってた。予告での楽しそうな制服姿の富江さんにだまされた~~!!

となると、愛らしいこの姿は今日限りとなるわけですね。目に焼き付けておかねば!

ただこうして中身が見えて富江さんはさらに魅力あっぷしましたね。

エピラストの父ちゃんを見上げての決め台詞をにやりというところは、もうたまんなかったです!

他の同業者にチェック入れちゃうのも、職業病というかあるあるですよね。気持ちめっさ分かるわー。

ただ人間の心なんて自分でもよく分からないことが多いもの。
こういう1日があったからこそ、より仕事の大切さに気付けたってことで、とてもいいエピソードだったんじゃないでしょうか。

そして常ちゃんの行く末への後押しにも。

いろんな人に接して、いろんな職業を見て、自分の心と向き合って、将来を決めてほしい。常ちゃん、がんばれ!


「武蔵 森田屋と仲良くなる」 5/5(木) 今日のとと姉ちゃん 第28話(第五週)

神社にお参りにきていた常子。
境内で見知った男を発見。

「今日は何の採集をしてるんですか?」

何度かあった学ラン男だ。立ち上がると、急に常子に抱きついてくた。

「あの?」
「すみません、フラついて、貧血みたいです」
「・・・」

---
「ただいま帰りましたー」
常子の後ろには学ラン男。

「お客様をお連れしました」
「あー!」

「近づくな!押し売り野郎!」

「は?」

「知ってんだぜ。いつも大きい荷物抱えてうろついてるの」
「ええ?寝床を担いでるんじゃないのかい?」
「あ!お前 空き巣だろ!人んちの軒先をよく覗いてるって聞いてるぞ!」

「僕は押し売りでも、迷子でも、空き巣でもありません!!
帝国大学で植物学の研究をしているんです。ほら、名刺もあります」

「「「おお~」」」

「こりゃあ妙な誤解をしちまって悪かった。休んでいっておくれよ」

「いえ、やっぱり帰ります」

マツ「いやいや、そうだ。おわびにご飯でもどうだい?食べていかないか?」

「・・・・・」

---

もぐもぐもぐ。勢いよく食べる姿を一同が見つめている。

君「よっぽどお腹がすいてらしたのね。ええと…」

武「星野、武蔵です」もぐもぐ

美「とと と同じだ!」

「とと?」

鞠「ええ、私たちの父の名前もたけぞうなんです。竹に蔵で」

「そうなんですね。僕は宮本武蔵の武蔵なんです」

マツ「へえ!すごいじゃないか、天下の剣豪と同じ名前なんて」

「いえ、そんなすごい人と同じなんて、重圧です」

照「重圧なんて・・・帝大生でいらっしゃるんだもの。十分じゃないですか」

「それはどうでしょう?僕はまだ何も功績を上げていない。それを思うと十分とはいえないと思います」

「あら、それはすみません・・・」「やっぱり、ちょっと妙な人だね」コソコソ

鞠「あの、武蔵さんはどういう研究をしてらっしゃるんですか?」

「フロラ、分類学です。いろいろな植物を調べているんです」

「どうしてそういった研究をやろうと思ったんですか?」

君「これ、そんな矢継ぎ早に質問をするなんて、失礼でしょう」

「いえ、質問はとても大切です。好奇心の表れですから。」

マツ「…やっぱりちょっと面倒な人だね」コソコソ

「きっかけは、母が病に倒れた時に、祖母が摘んできた薬草で治したことです。ただ、つづじの蜜を始めて吸った時の衝撃もかなり大きかったので、一概にはきっかけを限定できないんですが」(*´▽`*)あは

---
お代わりをよそいに来た常子と君子。

常「帝大生ってみんなあんなに変わってるんでしょうか?」

「さあ、どうかしらねえ。でもあんなに美味しそうにご飯を食べるんだもの。悪い方じゃないわ」

---
「へえ、奥には飛騨高山かい」

「はい、遠くの学校に通わせて頂いて両親には感謝しています。感謝のしるしになるかは分かりませんが、新種を発見した暁には親の名前を付けようと決めているんです」

「へえ、名前が付けられるのかい」

「あは、ただ新種発見はかなり無謀な遠い目標なので、とりあえずは日本初を目指すつもりです。海外ですでに発見されているものでも、日本で初めて見つければ、それはすごい発見になるんです。
このあたりは材木がたくさん仕入れられているから、もしかしたら各地の植物の種が一緒に運ばれてきているかもしれないと思ってよくこの辺りで観察しているんです」

「いい話だねえ…。よし、めずらしい草を見つけたらあんたに教えるよ」

---

一同揃って、武蔵を見送る。

「ご馳走様でした。こんなに美味しい食事は久しぶりでした。
いつも研究に集中するあまり、食事をおろそかにしてしまうので」

「はは、うちでよけりゃ、いつでも飯ぃ食いにこいよ!」

立ち去る武蔵。

鞠「ねえ、とと姉。これ、武蔵さんの忘れものじゃない?」

常「あ、ほんとだ」

「届けてあげて」

「え、うん」

たたたたっ

「ああ、わざわざありがとうございます。」「いえ(^_^)」

2人の様子を後ろから伺う君子と鞠子。

武「…今夜は、月がきれいですね」

常「…ほんとだ。きれいですね」

夜空を見上げる2人。


鞠「!!

かか!かか!もしかしたら、武蔵さん!とと姉のこと気に入ってるかもしれない」(≧▽≦)

「ええっ?」

「いい?かの有名な夏目漱石が言ったの!

I love youを生徒は『我、君を愛す』と訳したところ、『日本人はそんなこと言わない。月がきれいですね、とでも訳しなさいって!
だから、もしかしたら・・・」

武「へえ、そうなんですか~」

鞠「えっ!?いえ、なななんでも」

「でも違いますよ。
今日、皆さんと過ごして自然と背筋が伸びたんです。そうしたらいつも見ない月が目に入って、きれいだなぁって思ったんです」

鞠・君「な、なんだ。言葉通りの意味…」

常「そうよお(*^▽^*) うちの鞠子は物知りなんです♪」

武「スゴイですねえ」

---

夜中、娘たちを起こさないよう、廊下で縫物をする君子。

滝子の言葉を思い出す。幸せの形、女の幸せ、娘の進む道ー・・・

ゆっくり襖を開け、常子の寝顔を見て、改めて幸せになって欲しいと思う君子だった。


つづく



感想!

祝!武蔵回!(*^▽^*)

武蔵君は怒涛の喋りと合間の笑い声がキュートな高学歴青年でした(※変態含む)

あれですね。松岡さんと同タイプだ。研究肌だとこういう人物像になるか。

ちょいちょい梅ちゃん先生とかぶりますね。

まあどっちも大好物なので問題ないですが。

それにしても、てっきり鞠ちゃんも武蔵に気があるのかな、と思ったんですが、今日を見る限りそんな事なかったですね。
単におもしろそうだから興味があっただけなのかな?
ふつうにとと姉をからかってましたし。

どろどろに行かなくてよかった。



「新種発見なるか!?」 5/6(金) 今日のとと姉ちゃん 第29話(第五週)

森田屋の厨房の様子をお絵かきしている美子。

美「ああん、とと姉。動いちゃダメ~」

常「え?こう??」


君「お客様、連れてきたわよ~」

「「星野さん!」」「よくきたねえ」

「新種について絵に描いたので持ってきたんです」




「新種発見ならず」 5/7(土) 今日のとと姉ちゃん 第30話(第五週)

「こんにちはー^^お邪魔します」

「「「きた~~!!」」」

「もしかして、星野さんも新聞をみて知ってるんじゃ…」

「今日はわざわざお祝いなんてしてくださってありがとうございます」

「やっぱり知らないみたいだよ~~!」